【メモ】ALT環境af考察
・次元の侵略
OOT期からの変化はこの次元の侵略であり、理解が必要。このカードについて少しだけ。
- 最速の共鳴ターンに打つことが、デッキのおける強ムーブではないことが多い
- 打つタイミングで盤面が弱くなる→盤面互角から処理展開or盤面優位から盤面互角へ
- 相手依存による効果発動のためケアがされてしまう
最速共鳴による強ムーブは以下である。
先攻:1t製造2t魔鉄3t熱狂4t侵略(5tイカロス進化エンシェ処理アナ2)
後攻:2t魔鉄3tすり替わり4t侵略(5t加速利用からの展開)
気をつけるべきは、このムーブはマキナを掘るうえでの強ムーブであること。つまり6tマキナが出来る際には強力なのだが、引けない場合には侵略を打った隙によって相手に盤面を取られてしまう。以降、afで処理を行う展開になっていく。
では侵略を介さない強ムーブはというと、
先攻:2t魔鉄3t熱狂4tハメアナアナ5t加速イカロスエンシェ処理2/2設置
後攻:2t魔鉄3tすり替わり4tイカロス進化エンシェ処理orハメ増加
量産を挟めば大量のズルルートが発生するので、あくまで量産無しの一例。こちらは盤面が展開されているため、ある程度ライフを削り取れる。そうなればサブプラン(シェナ・レディ)も通しやすくなる。
ハンドや対面の都合もあるが、基本的には侵略は5t,6tで使用しアナライズをセットで出す方が安定択に繋がる。後述のサブプランが通じない相手には、最速共鳴のプレイも良いのではないだろうか。
・対面大局観
認識のすり合わせ、ランクマッチで100戦7割は叩き出した。あくまでランクマッチをする際の参考にして頂けると幸いです。
ウィッチ
・マナリア…10tにリーサルが飛んでくるので、後攻よりは先攻の方が嬉しい
先攻:リーシェナを引けば楽に勝てる。レディプランも無理ではないため、マキナを探しつつこのプランを通すような立ち回りをすればよい。4tグレア進化を考えて、上記の侵略を介さない動きで5tイカロス進化エンシェ処理までが最適解。マキナが引けない場合はアナライズをばら撒きながらレディプランへ移行、乙女はエンシェ・レディ6t7tで侵略を打ちながらこの2種を拾い通していけばよい。大魔法前に必ずマナリア側が展開して処理出来ず負けになるので、展開した守護をエンシェで剥がしレディで削りきる計算が必要である。
このレディプランはマキナトップの可能性を割り切って早いターンで行うほど成功率は高く、削りきれる算段があるなら6tから移行。怪しいなら7tまで受けを持たせる。マキナジャンプから間に合うか(虚数等特殊カードの採用)というのが待ちの基準になる。
後攻:リーシェナは間に合うらしい(私はマリガンで返す)、マキナ>リーシェナプラン。レディプランはまず通用しないので、全力でマキナを引きにいく。注意点は6tマキナ後の猶予は3ターンしかなくレディアント5枚投げるのはまず不可能であること。つまり6tまでに顔をせめて4点程は削りきらないといけない。序盤で削る、または1afを溜め込み加速を利用しながら6tマキナ込みの多面展開による処理漏らしを誘発すればよい。マキナ空進化も取るのに苦労するはずなので駆使。
ドラゴン…私は勝率が5割5分~6割になっており苦手意識有
先後で特に変わった動きはない。リーシェナは先攻なら目指せるがあくまで10点だけと割り切る、後攻はスタッツを駆使した立ち回りに使い狙うべきではないか。レディプランは不可、全力でマキナを探しにいく。負け筋はポセ政宗の処理漏らし、見えるまで常に危機感を持たなければならない。普通なら、マキナを探す際アナを最小限埋めて全部取り出し山を掘るが、この対面だけ常に1afをある程度残しながら掘らないとマキナトップ流して処理出来ませんということがあるので注意。また、盤面を押さえ続けるため、ポセを侵略圏内にガルミーユ相打ちのためのケア進化を行うと良い。
ネクロ…意外と勝率が出ている(ランクマ感想)、後攻が鬼門。
先攻:すり替わりが来たらキープ、4tのレディ・グレイの動きを破壊+マキナ着地時ケルベロスの犬の処理まで見える。リーシェナ◎、レディプランは強引にいくと、ギルネでカウンターを食らうので進化権周りの盤面の競り合いに付き合った後引けないなら。消滅がとにかく刺さるので、相手の動きが壊せそうなら4t侵略もよく行う相手。気をつけるのはリアニによる動きを潰すことで1ドロー付与をこちらの動きを崩してまでとる必要はない。アーカスニコラやギルネ等ハンドが細っていてもこれらがあったらあまり意味がないため。乙女はアーカスが見えるまでは強気にアナレディ、見えたら的がなくなるのでミスティックレディを選択している。
後攻:鬼門、リーシェナ◎。リーシェナの採用の理由は先攻の安定と、この不利対面の勝ち筋になるためだと勝手に思っている。レディ×。勝ち筋は相手が下踏んで、7tにアーカス着地がない、または加速等により5tで盤面の優位を入れ替える点にある。すり替わり、侵略と気持ちよく連打出来るが、その後に盤面展開出来ないと6tマキナ置き→ギルネ顔のカウンターが待っている。不利だということ、5tが勝負ターンであることを認識できているだけでもだいぶ変わる。5tに上手く処理出来ない場合は、無理に処理してもいけないので相手も事故っていることをお祈りしよう。
ロイヤル…序盤に気をつけて立ち回る相手、動きに多様性があるためパターン化がしづらく厄介。
先後で特に変わった動きはない。リーシェナ×、レディ×。リソースを大事にしながらマキナを探しにいくのが基本、盤面はすぐ返される・逆リーサルが早い等、マキナ後を見据えてアナレディにしても、引けるまではレディも処理札として使っていく。マキナ着地時に簒奪の使徒ケア進化、白セリア等で起点にされる可能性を意識して処理札が握れるなら握っておく。また、アグロ寄りのロイヤルは先攻取られた状態で、ゴブリンスタート、あるいはリオードに進化2回されるとゲーム壊される可能性大なのでそこは割り切り。
ネメシス…ミラーの要点を抑える
マキナ前の競り合いでだいたい試合が決まる印象。ハンドにどれだけ人形、1afを溜め込んでマキナ着地時に処理、広げるか。侵略ケアが有効打になるので、変に共鳴を弄っていた場合は考慮に入れても良い。また、後攻ではマキナ着地時必ずケア進化されるものとしてアナ当ても考慮した共鳴操作を意識しなければならない。マキナ後は先に盤面全処理+レディアントどっちが先に投げ込むかの速度勝負、甘えずにアナレディで突っ張りたい。
・構築選定
ALT環境では侵略の影響により4t,5tの展開が重要になったことで、序盤を踏み外すことのないようにハーメルン・機構翼がしっかり積まれるようになった。以下38枚がテンプレとなった。
残り2枚はハクラビかリーシェナの枚数が浮動している。
・ハクラビ
先攻の補強…侵略により先攻の盤面が残しづらくなった、相手が何も出さなかった場合の選択肢として強く置ける。また、サーチが増えることによりリーシェナ、レディのサブプランの補強にもなる。ランクマッチをする上では、ビショ・マゼルベイン・ライオ・パメラ等々浪漫を追い求めて中盤弱くて終盤鬼のように強いせいで4,5何も出してこないなどよく目にする。負けるとイライラするので、デッキパワーの底上げとして採用したい。
2枚目になると話は変わってくる。第一にサブプランに2枚目は関与せず、マキナの処理を安定させる意味合いが強くなるためである。マキナ後に盤面処理の安定が強く発揮される対面にはドラゴンがパッと挙がる。またロイヤルにも良いのではないだろうか。逆に盤面処理より、相手のリーサルより前に押し込む必要があるマナリアネクロには期待できない。Afミラーも、先にレディの投げ込みあいだが大前提に盤面処理してからである。ただ、侵略の方が処理できコストも少なくレディを追加で投げ込みやすい。ハクラビが2枚あったから勝てたというのは想像しにくいが…
2枚目相性…有利:ドラゴン、ロイヤル
不利:マナリア、ネクロ
・リーシェナ
先攻の補強…先攻のリーシェナは理不尽な勝ち方ができる。対処法がないクラスには、特攻カード状態でマナリア、ネクロは強く、ドラには先攻ならok、ロイヤルには弱くなる。afミラーも先攻ハンドが良ければ、一般的にはリーサルが早く優位に立てる。はっきりとしたカードだが、それなりの練度がいる。筆者はネメシス以外触ってなかったので、相手のケアが人より下手な部類で先攻ブンどった時以外は全然安定しなかった。勝ち筋にはなるが、同時にaf関連のデッキを回すカードではないので2枚、3枚と入れると事故率は上がると考えている。また、ネクロ後攻の唯一の解答でもあったり侵略が打てない時のアクションとして最も強い動きになる。
相性…有利:マナリア、ネクロ
不利:ロイヤル
以上から、ランクマッチで使うにはハクラビ1リーシェナ1,BO3で役割を持たせるなら有利がはっきりとしているリーシェナ2を使ってみてはいかがでしょうか。